みなさん、こんにちは!
わたくし、アメブロの調査も兼ねてこの仕事とは全く無関係のことでアメブロ発信をしています。
するとある日突然、見慣れないメッセージが届いたんです。
それが、GalaxyBooksっちゅう出版社からの執筆依頼でした。
実際のメッセージがこちら。
○○様
突然のご連絡恐れ入ります。
出版社GalaxyBooks編集部の○○と申します。
弊社ではAmazonで紙の書籍の共同出版をさせていただき、認知の向上や今後の集客やブランディングにも特化した制作をしております。今回「自分らしく生きる〜人生を豊かにするヒント〜」をテーマとした内容で企画しており、2025年にかけて出版したい方を探しております。
著者となる候補者さまを探している中で、○○さまのブログなどを拝見させていただき、一度お話しを伺いたいと思いました。まずは30分~45分ほどテレビ電話もしくはお電話でインタビューをさせていただき、進められそうであれば後日、具体的なイメージを共有させていただければと考えております。
金額の一部負担や審査もあるという前提で、段階を踏ませていただきお話しをお伺いさせてください。
以下省略
一瞬、「えっ?」と小躍りしようかとも思ったのですが、コンマ1秒で「んなわけあるかいっ!」とツッコミを入れました。w
きっとこの記事にたどり着いたあなたも同じ状況なのでしょう。
今回この記事では、GalaxyBooksは一体どんな会社なのか?どんな感じの本を出版できるのか?を取り上げようと思うのですが、ぶっちゃけみなさんが一番気になってるのはガチの出版依頼なのかそうじゃないのかだと思います。
ここで言うガチの出版依頼とは、書店に並ぶような著者と同じ扱いという意味で、そうじゃなければ単なる営業ということ。
それでは解説スタート。
ギャラクシーブックスからの出版依頼はガチなのか?
結論から言うと、
ガチではないです。w
つまり、ゴリッゴリの営業です!
その証拠がメッセージ文にもある金額の一部負担や審査もあるという前提というところ。
これ、言い換えると、金払うなら出版するの手伝ってあげてもいいよ?です。
漢字4文字で言うと
「自費出版」。
わたしたちが知ってるスタンダードな出版は商業出版なのでお金はかかりません。
商業出版は本をつくる費用を出版社が負担するわけので影響力と集客力がある人にしか依頼は来ません。
自分がそのレベルに達してないならこの手の話はすべて営業と覚えておきましょう。
仮に本を出版したとしたらいくらかかる?
これは、実際にギャラクシーブックスから本を出版したという人のブログに数十万だと書かれていました。
10万円なのかもしれないし、90万円なのかもしれませんが、50万くらいだと予想します。
一般的な自費出版が100万円~500万円なので価格としては安い方なんだと思います。
ではなぜこんなに安く本が出版できるのか?実際に本を出版した人の情報をもとにまとめました。
安さの理由1:在庫を抱えない
ギャラクシーブックスは本の注文が入ってから印刷するプリントオンデマンド出版。
つまり在庫は抱えません。
在庫を管理する場所や人件費がかからないのでその分安く出版ができます。
その代わり、本が店頭に並ぶことはないのでなかなか人の目に触れる機会は少なそうです。
安さの理由2:表紙がしょぼい
ギャラクシーブックスの公式サイトからいろんな本の表紙が見れますが、ウェブデザイナーのわたしが見ても金はかかってないなと感じました。
憶測ですがデザイナーではなくギャラクシーブックスの社員が作ってるんだと思います。
せっかく数十万出して本を出版するなら表紙は自分で外注した方が満足いくものができそうです。
ギャラクシーブックスから本を出版したら売れるのか?
ギャラクシーブックスから本を出版したからといって本が売れるわけではありません。
なぜなら書店に並ぶわけではないのでネットで見つけるしか術がないから。
ギャラクシーブックスの公式サイトやインスタで紹介されたとしても、全く知らない人の本を読んでみようと思う人はそういないのが現実。
本が売れるか売れないかは自分次第です。
ギャラクシーブックスは詐欺なのか?
この記事を書くにあたりギャラクシーブックスについて調べていると、ここから執筆依頼が来たというブログがたくさん出てきました。
その中には、「高額な自費出版をさせるためにメッセージを送りつけるなんてけしからん!」的なことを書いてる人がいました。
でも、これってただ営業してるだけで、悪いことじゃない。
実際にギャラクシーブックスから出版した人だっているわけだし、詐欺でもありません。
ブロガーの中には本を出版する夢を持ってる人ってたくさんいると思います。
でも商業出版は声がかからない、自費出版は費用がバカ高い。
安く自費出版がしたい人からすると有り難いサービスなのです。
ギャラクシーブックスの良いところ
ここまでギャラクシーブックスのアンチのようなムーヴをとっているわたしですが、決してそんなことはありません。
ギャラクシーブックスにも良いところはあります。
それはまず先ほども書きましたが一般的な自費出版より費用が安いこと。
それからもうひとつは出版までのサポートが手厚いところです。
ギャラクシーブックスから本を出版した人の情報によると1回2時間の打ち合わせを12回も行い、本を書き上げたのだそう。
(ちょっと古い記事だったので今はどうかわかりません。)
これが本当だとしたらなかなか良心的じゃないですか?
1冊の本を書くって、文章を書きなれてる人だとしても生みの苦しみがあると聞いたことがあります。
本を書き上げてみたいと思ってる人にとってこのサポートはかなり助かるんじゃないかと思います。
ギャラクシーブックスから出版をするかどうか?
個人の感想ですがわたしはギャラクシーブックスから出版することにまったく魅力を感じません。
店頭に並ばないなら電子書籍で良いのでは?と思ってしまいます。
もちろん、紙の本を出版することにロマンがあるという意見はわかります。
でも、お金さえ払えばいつでも出版できる出版社から本を出すという事実がそのロマンをぶち壊している気がするんです。
(あと表紙がしょぼいのがやっぱり気になる。)
なのでわたしはこのメッセージには返信せずスルーしています。
どんな形であれ紙の本を書き上げてみたい、という方はぜひチャンレジしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。