わたしはフリーランス女性のホームページ制作をさせていただくことが多いのですが、どこかの協会で資格を取得してビジネスをしている、という方が大半を占めています。
その中で、近い地域に同じことをしている人たちも多く、どう差別化したら良いか自分の方向性に迷っている、という方もいらっしゃるんですね。(札幌はとくにマヤ歴と整理収納系が多い!)
わたしは職業柄差別化にはうるさいです。
なぜなら差別化ができていないホームページやブログって、広大なネットの海に埋もれてしまうから。
ネットで見つけてもらうために差別化は欠かせない課程なのです。
この記事では自分の強みやウリを見つけて専門性を高め、競合の少ない市場で勝つ方法をお伝えします。
専門性を高めるとスムーズに集客ができる理由
必勝法をお伝えする前に、専門性を高める重要性について軽く説明させてください。
専門性を高める理由を分かりやすく「医者」という職業に例えてお伝えします。
お医者さんというカテゴリは、外科、内科、皮膚科、歯科みたいな感じで分野が分かれています。
更に消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、というように専門が違います。
ところがビジネスでありがちなのは「わたしはお医者さんです」と打ち出してしまうこと。
①急な腹痛で苦しい時
「専門のない医者」と「消化器内科の専門医」どちらに検査してもらいたいですか?
②親知らずを抜きたい時
「自称お医者さん」と「口腔外科」どちらが確実に処置してくれそうですか?
専門がない、言い換えると誰でも受け入れます!という姿勢は間口が広く良いことのように見えますが、実は信頼が薄く選ばれにくい、という結果になるんです。
専門性を出すことは安心や信頼に繋がります。
手間やお金がかかってもこの人を選びたい、と思ってもらうポイントになるのです。
競合が少ないけど需要はある!強いポジションで勝つ3ステップ
似たような商品やサービスが多いビジネスでも、ライバルのいない市場で自分らしく働く手順です。
1.自分はなんの専門家なのか?を決める
前項でもお伝えしましたが自分がなんの専門家なのか、を決めるのは安心や信頼に繋がります。
それだけでなく軸が定まっていると、集客のためのSNSやブログもその軸に結論を持っていけば良いので投稿に迷わなくて良くなるんですよね。
一貫性が出るのでブランディング効果もあります。
ジャンル:仕事、恋愛、人間関係、総合運気
専門:片思い、婚期、不倫恋愛、同性恋愛、略奪
手段:姓名判断、四柱推命、マヤ歴、手相、タロット、霊視
「専門を決めるとお客様が減りそう」と心配になる方もいるかもしれません。
でも実際は逆で、専門性を高めると競合が減って選ばれやすくなるんです。
一貫性があることで信頼が高まり専門外のお問い合わせも来たりします。
2.ターゲットの悩みや理想を考える
次に自分が誰に向けて発信するのか、を考えます。
家庭環境や年齢、地域を考えるのも良いですが、一番はどんな悩みを抱えて、どんな理想を持っているか。
ビジネスは誰かの役に立つことなので、お客様の悩みや理想を考えることはもんのすごく、重要です。
ここがわかるとお客様がネットで検索するキーワードが見えてくるため集客がしやすくなります。
3.集客の仕組みを作る
自分の専門とターゲット層が決まったらいよいよ集客です。
お客様の悩みや理想に合わせて、役に立てる、心に響く発信をしましょう。
ブログはお客様がネットで検索しそうなキーワードをタイトルに入れると検索にHITしやすくなります。
SNSでの発信もお客様が悩みを解決できるものやワクワクするものにシフトして。
加えて自分の人柄やプライベートが垣間見れる投稿を入れると興味関心がUPします。
まとめ
今回、協会所属の方向けに記事を書きましたが、起業や副業が一般化しつつある今の時代では、どの職業の方にも活かしていただける内容だと思います。
とくに一般社団法人などで取得した資格を活かしてビジネスをする際は、競合が多いように感じると思うので、差別化をしてライバルの少ない市場の穴を見つけてみてください。